王毅外交部長が現地時間8月18日にニューデリーでインドのジャイシャンカル外相と行った会談で、双方は共に関心を寄せる2国間、地域、国際問題について積極的、建設的かつ前向きな議論を行い、10項目の合意と成果に達しました。

10項目の合意と成果には、中印関係の発展に両国指導者の戦略的リーダーシップが不可欠かつ重要な役割を果たしている点を強調したこと、中国はモディ首相の上海協力機構天津サミットへの出席を歓迎すること、2025年の国交75周年を記念する一連の行事の成功を互いに支持すること、中国本土とインド間の直行便の早期再開などが盛り込まれています。

また、現地時間8月19日にニューデリーで行われた国境問題特別代表第24回会合で、中国側の特別代表を務める王毅中央外事活動委員会弁公室主任とインド側の特別代表を務めるドバル国家安全保障顧問は、両国指導者の戦略的指導に基づき、積極的かつ建設的な姿勢で国境問題について率直的な意見交換を行い、10項目の合意に達しました。これには、両国関係の大局という政治的観点から、2005年に両国が締結した政治指導原則協定に沿って、公平、合理的かつ双方が受け入れ可能な国境問題解決の枠組みを探ること、東部国境と中部国境において将軍級会合メカニズムを設置すること、および西部国境の将軍級会合の速やかな開催などが含まれています。（提供/CRI）