中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）と在ロシア中国大使館が共催した「平和の響き」文化交流イベントが現地時間8月18日にモスクワで開催されました。

CMGの慎海雄台長はビデオあいさつで、「歴史の記憶と真相は歳月の流れに伴って風化することはなく、永遠に現実を照らし、未来を知らしめる」と述べた上で、「今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年に当たる。80年前、中国共産党が提唱し結成した抗日民族統一戦線の旗印の下、中華民族は不屈の戦いを繰り広げ、全世界の正義の力と結集して互いに支援し合いながらファシズムを打ち破った。歴史は最高の教科書であり、錯綜（さくそう）した当面の世界においては、波乱万丈の歴史から知恵と力を汲み取り、共に手を携えて課題に対応していくことがいっそう必要だ」と呼びかけました。さらに、「CMGは国際的なパートナーとの協力を深め、『思想＋芸術＋技術』の融合発信によって報道、情報交流、資源共有のためのメディアプラットフォームを構築し、強権的なやり方に反対し、公正を重んじて正しい道を歩む中国の声を発信しながら、団結して共に課題に対応し、協力して共に発展を図っていきたい」と期待を寄せました。

交流イベントでは、CMG傘下のCGTNと全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社が共同制作したドキュメンタリー「偉大な勝利：ソ連撮影者の記録した中国の抗戦」が発表され、CMGの抗戦ドキュメンタリー「長城の歌：脊梁」（国際版）が同時に放映されました。（提供/CRI）