北京初のロボットテーマレストラン、テクノロジー感が中国内外の客を魅了

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北京初のロボットテーマレストラン「ロボット焔究所」が営業を開始し、新たな人気スポットとなった。

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レストランのドアを開けると、人型のバーテンダーロボット「希爾(シール)」と「小柒(シャオチー)」が元気よく迎えに出てきて、金属感のある腕で標準的なウェルカムジェスチャーをしてくれる。2025世界ロボット大会の開幕に合わせ、北京経済技術開発区にある北京初のロボットテーマレストラン「ロボット焔究所」が営業を開始し、新たな人気スポットとなった。開業から3日間、中国内外の客が好奇心を抱いてこのテクノロジー感にあふれるレストランを訪れ、SFの世界が現実となったような体験を楽しんでいる。中国新聞網が伝えた。

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店内では、煎餅果子(中国風クレープ)ロボット、ミルクティーロボット、コーヒーロボット、串焼きロボットなど多くの「シェフ」たちが、さまざまな軽食やドリンク作りに励んでおり、来客は味覚だけでなく視覚的にも満足させられる。配膳ロボットやロボットごみ箱が整然と行き交い、客にサービスを提供する。さらに、ロボットキーボード奏者、ロボットギタリスト、ロボットドラマー、ロボットベーシストで構成されたロボットバンドが、次々とポップソングを演奏していた。

このレストランの「メインコントロール食事システム」と呼ばれるメニューを開くと、牛肉バーガーセットは「Alpha|コアビーフバーガー動力モジュール」、チキンバーガーセットは「Beta|デュアルコアスマートチキンコンポーネント」と名付けられており、ハードコアなテクノロジー感が満載だ。

ミルクティーロボットを開発した愛睿特智能科技の王国棟(ワン・グオドン)CEOは、「一番多い質問は『中でどうやって動いているのか見せてもらえないか?』だ。ここ数日、客からのフィードバックを集めており、ロボットの製造過程に興味を示している人が多い。直接製造エリアを開放すると食品安全上のリスクがあるため、チームは急きょ製造過程の動画を制作し、店内で繰り返し放映することにした。ロボットの作るミルクティーは高級ブランドと肩を並べられると感じている客が多く、それが驚きのポイントになっている」と語った。


「ロボット焔究所」の責任者の孫玲(スン・リン)氏は、「開業以来、国内外の客は話したり動いたりできるロボットにとても興味を持っている。料理を待つ間、多くの客が恐竜ロボットなどと交流したり、食事エリア近くでロボットによるスタンダップ・コメディーを聞いたり、ロボットバンドの演奏を鑑賞したりしている。これは国内外の観光客、特に子どもたちに大人気だ」と話す。

現在、ロボット産業で国内トップクラスの地位を保つ北京は、12種類・200項目のロボット革新製品の形成を支援し、11分野・134の場面でロボット革新製品の初試用・初実用化と進化・高度化を実現している。異なる分野におけるロボット応用の深さと広さは、今もなお拡大を続けている。


オープンプラットフォームとして、このレストランは隣接する世界初のエンボディドAIロボット4S店と連動し、最先端のロボット技術が実験室から出て日常生活に溶け込み、人々にテクノロジー体験、美食、消費のインタラクションが一体となった新しい体験を提供している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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