拡大
中国はニタゼン類物質など向精神薬物12種を規制対象に追加しました。
国家禁毒委員会弁公室(国家違法薬物取締委員会事務局、以下「禁毒弁」)は北京市内で19日に行った記者会見で、「ニタゼン類物質やトリフルオロエチルイミデートなど12種類の物質を非薬用類麻酔薬物と向精神薬物規制品種増補目録に追加することに関する公告」を発表しました。このことは、中国政府が違法薬物対策に真剣に力を入れており、代替物出現という状況の変化にも迅速に対応していることを意味します。
禁毒弁は2024年7月に向精神薬物46種を規制対象に指定して以来、薬物乱用の監視を実施することで同年内に、規制対象になった一部のニタゼン類物質とイミデート類物質では新たな代替品が出現し、中国国内で乱用による害が発生していることを確認しました。公安部禁毒局の局長も務める禁毒弁の単葉驊副主任は、「禁毒弁は十分な論証と評価、厳格な審査と認可を経てニタゼン類物質など向精神薬物12種を規制対象薬物リストに追加することを決定した」と説明しました。今回のニタゼン類物質に対する包括的規制は特に、フェンタニル類物質すべてと、合成カンナビノイド類物質の規制に続く、世界におけるまた一つの規制の革新であり、この種の物質などによる新型の薬物犯罪の取り締まりにとって重要な意義を持つとのことです。(提供/CRI)
Record China
2025/6/19
Record China
2025/6/19
Record China
2025/6/19
Record China
2025/6/19
Record China
2025/6/18
Record China
2025/6/18
この記事のコメントを見る