ロボット企業の智元、人型ロボット「霊犀X2」で商用元年を始動―中国

CRI online    2025年5月25日(日) 12時0分

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中国のロボット企業の上海智元新創技術は、人型ロボット「霊犀X2」のパートナー募集を22日に開始すると発表しました。

中国のロボット企業の上海智元新創技術は、人型ロボット「霊犀X2」のパートナー募集を22日に開始すると発表しました。この発表は、同社が技術開発段階から本格的な商用展開へと移行する大きな一歩です。

霊犀X2は、高度な運動性能・自然な対話・作業能力を融合したロボットです。高さ1.3メートルのこのロボットは、文芸公演や展示ガイド、教育研究など多様な場面での活用を見込んでいます。親しみやすい外観と多様な表現力を持ち、「生命感のある人工知能(AI)」として設計されました。

今回の募集は販売能力や二次開発能力を持つパートナーを対象としており、例えば、博物館や科学館でのガイド役、学校での教育教材、舞台演出に使うエンタメ用途など、ロボットの能力を生かした独自のコンテンツ開発を共におこなう協力関係を築くことを目的としています。

智元は、人型ロボット分野において全方位展開する業界唯一の企業であり、自社開発の関節モーターやセンサー、AIモデルなどを備えた「一貫した技術体系」を特徴としています。霊犀X2について、霊犀業務部総裁の魏強氏は「生命を感じさせる存在であり、ただの機械ではない」と強調します。

また、霊犀X2はユーザーとの継続的な対話を通じて性格を変化させることが可能です。展示会でのガイドや教育現場での応用に加え、介護施設での利用も視野に入れています。

製品は「X2(基本モデル)」「X2 Pro(拡張モデル)」「X2 Ultra(最上位モデル)」の3種類で、価格は十数万元(10万元は約200万円)から40万元程度です。

智元は、直接消費者に販売するのではなく、用途に応じて共に価値を創造していく法人パートナーとの連携を重視しています。(提供/CRI

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