王毅外交部長は北京市内で21日、中国・アフガニスタン・パキスタン3国外相非公式会談を主宰しました。出席した3カ国の外相はこれまでの対話の成果を積極的に評価し、3カ国協力メカニズムの潜在的可能性をさらに掘り下げ、互恵的な協力関係をさらに推進することについて踏み込んだ意見交換を行いました。

王外交部長は会談の主たる成果として以下の7点を整理総括しました。

1．政治的相互信頼を増進し、善隣友好を堅持する。中国はアフガニスタンとパキスタンが、それぞれの国情に合った発展の道を歩むことを支持し、両国の主権、安全保障、民族の尊厳を守る取り組みを支持する。

2．「中国・アフガニスタン・パキスタンの3国外相対話」のメカニズムを活用して、（アフガニスタンの）カブールで第6回会合を早期開催する。

3．交流を緊密化にし、外交面の連絡を密にする。

4．「一帯一路」協力を深化し、中国・パキスタン経済回廊のアフガン延伸など地域の連結を強化する。

5．実務協力を推進し、協力分野を拡大し協力のレベルを向上させる。

6．あらゆる形式のテロリズムに反対し、法執行と安全保障分野での協力を展開する。互いに懸念するテロ勢力に共同で打撃を与える。外部勢力の内政干渉に警戒し、これを防止する。

7．地域の平和と安定を維持し、各国の開発と振興のための良好な外部環境の構築に努める。（提供/CRI）