小米、自社開発のスマホ用SoC「玄戒O1」を5月下旬に発表へ―中国

CRI online    2025年5月19日(月) 14時50分

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小米は自社開発のスマホ用SoC「玄戒O1」を5月下旬に発表すると明らかにしました。

中国のスマートフォンメーカー、小米(シャオミ)は、自社開発のスマホ用SoC(システム・オン・チップ)「玄戒O1」を5月下旬に発表すると明らかにしました。小米の創業者である雷軍氏が15日夜、自身の微博(ウェイボー/Weibo)で発表しました。

「玄戒O1」は小米が再びスマホの中核チップの開発に挑む象徴的な製品であり、その戦略的重要性は同社の自動車事業に匹敵するとされています。市場関係者によると、このチップは同社の15周年記念フラッグシップモデル「小米15S Pro」に搭載される見通しです。

小米のチップ開発の歴史は約11年前にさかのぼります。2014年、小米は子会社「松果電子」を設立し、自社開発チップの第1弾として2017年に「澎湃S1」を発表しました。しかし中核チップ事業は一時中断され、その後、小米は方針を転換しました。「澎湃C」シリーズの画像処理チップや、「澎湃P」シリーズの充電チップ、「澎湃G」シリーズのバッテリー管理チップといった「小チップ」の開発に注力してきました。

2021年には上海玄戒技術有限公司を設立し、本格的にスマホ用SoCの開発体制を整えました。今回発表される「玄戒O1」はこの会社が中心となって開発したとみられています。

雷氏は昨年、今後5年間で研究開発に1000億元(約2兆円)以上を投じるとの計画を表明し、「ソフトやアプリの革新から、ハードコア技術の革新へ」と方向転換を宣言しています。今回のSoC開発は、その象徴的な一歩といえるでしょう。(提供/CRI

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