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現在建設中の世界一高いダムである双江口水力発電ダムが、5月1日に初めての貯水を完了しました。
現在建設中の世界一高いダムである双江口水力発電ダムが、5月1日に初めての貯水を完了しました。このダムは中国西部の大渡河上流にあり、今回の貯水成功は、ダムの運転開始に向けた重要な一歩となりました。
このダムは、設計高さ315メートル、使用される土砂の総量は4600万立方メートル超に達する巨大インフラプロジェクトであり、中国の「第14次五カ年計画」における重点エネルギー事業でもあります。発電所の総出力は200万キロワットで、年間平均発電量は77億キロワット時に達する計画です。
双江口は、「二つの川の口」という名の通り、2本の川が合流する地点です。上流には豊富な水資源があり、双江口水力発電所に安定したクリーンエネルギーを供給します。
今回の初貯水で、水深は90メートル超に達しました。今後の計画によれば、2027年には通常の貯水水位に達し、現在の水位からさらに150メートル以上上昇する見込みです。これにより、貯水池の水面はさらに広がることになります。現在の貯水量は1億1000万立方メートルに達しています。
建設中のこのダムは、設計高さ315メートルで、世界で最も高いダムです。現在は205メートルの高さまで完成しており、今後さらに110メートルの建設が予定されています。この世界的な大規模ダムは、使用される土砂の総量が4600万立方メートルを超え、これらの土砂を1メートル四方の壁に積み上げると、赤道を一周する長さに匹敵します。
ダムの断面は、底が広く、上が狭い台形構造をしており、基底部の厚さは驚異の1400メートル、上部の厚さは16メートルとなっています。
双江口水力発電所は、大渡河上流における調整用貯水池プロジェクトであり、下流の複数の水力発電所の発電能力を高め、年間66億キロワット時の追加発電が可能になります。これは300万世帯以上の1年分の電力需要を満たす規模です。今年末には、双江口水力発電所で初の発電機が稼働予定です。(提供/CRI)
— 中国動画 (@RC00547555) May 2, 2025
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