俳優シャオ・ジャン（肖戦）が主演を務める中国ドラマ「蔵海伝」の配信開始にファンが期待を膨らませる中、制作の指揮を執ったジョン・シャオロン（鄭暁龍）監督の「ネタバレNG」発言が大反響を呼んだ。

ドラマ「蔵海伝」は人気作家・南派三叔の原作を実写化する時代劇作品。シャオ・ジャンが演じるのは家族を殺害されたことに深い憎しみを抱え、立身出世を狙うとともに復讐（ふくしゅう）を成し遂げる主人公の蔵海だ。撮影は昨年6月に終わり、今年3月には世界三大映画・映像マーケットの一つである「香港国際映画＆テレビマーケット（FILMART）」に登場。最近は、「5月8日に配信が始まる」との情報が出回ったばかりだ。

こうした中で公開されたのがジョン・シャオロン監督のインタビュー動画で、インタビュアーに軽いネタバレを求められた監督は「ネタバレは本当にできないのです」と回答。一方で、シャオ・ジャンについて「この作品に懸命に取り組み、演技も素晴らしい仕上がりです」とコメントし、作品を通して視聴者はこれまでと違うシャオ・ジャンを目にすることになるとの考えを示した。

監督のこうした発言は大量の「いいね」を集め、コメントも「期待がさらに高まった！」「シャオ・ジャンが演じるどのキャラクターも素晴らしい。『蔵海伝』が始まるのを毎日楽しみにしている」「『蔵海伝』は今年一番見たいドラマ」「これまでと違うシャオ・ジャンって楽しみ」「すぐに配信して」など期待の声が殺到した。（翻訳・編集/野谷）