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四川省臥龍神樹坪基地で暮らしている韓国生まれのジャイアントパンダ「福宝」に再び偽妊娠反応がありました。
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中国ジャイアントパンダ保護研究センターがこのほど中国のソーシャルメディアプラットフォーム「Weibo(微博/ウェイボー)」の公式アカウントで明らかにしたところによると、中国南西部四川省臥龍神樹坪基地で暮らしている韓国生まれのジャイアントパンダ「福宝(フーバオ)」は今年2月から発情の兆候が認められ、今月20日からは明らかに食欲が減退して食事の量が減ったほか、排便量や活動量も減り、休んでいる時間が増えるなどの兆候が見られました。飼育員と健康管理チームが検査した結果、フーバオの陰部に明らかな生理的変化が見られ、ホルモン値も変化していることから、偽妊娠期に入ったと判断されました。同センターは引き続きフーバオの偽妊娠に注目して健康管理を強化し、偽妊娠期間を順調に乗り越えられるよう支援すると表明しました。
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フーバオは2020年7月20日に韓国のエバーランドで生まれた、初の韓国生まれのパンダです。2024年4月3日に中国に返還され、その後、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの四川省臥龍神樹坪基地で暮らしています。同センターは昨年8月下旬、フーバオが偽妊娠期に入ったと発表したことがあります。
今回、およそ半年を経て、フーバオに再び偽妊娠の兆候が見られました。専門家によると、偽妊娠は大人のメスのパンダにはよく見られる現象です。メスのパンダの発情期は年に1~3日しかなく、排卵すると、妊娠していなくても体内のホルモン変化が妊娠のような症状を引き起こします。偽妊娠期間は一般的に1~2カ月前後で、通常その間は食欲不振、排便量の減少、活動量の減少、巣作り行動、眠気など、妊娠時と同様の現象が現れ、時には食欲が完全になくなったり、乳房が腫脹するなどの生理的反応が現れることもあるということです。フーバオの偽妊娠期間中、飼育チームは妊娠したパンダに対するのと同様のレベルで健康モニタリングを強化し、この特別な期間を安定して乗り切れるよう確保しています。
これに対し、ネットユーザーは園側に「早くお相手を見つけてあげて」と、フーバオのペアリングを促しています。一方、専門家は、フーバオは既に大人ではあるものの、初めての繁殖には慎重に対応する必要があるとしています。飼育されているパンダのペアリングには性格や遺伝的な多様性がマッチするかどうかなどの要素を総合的にチェックする必要があり、決して簡単なものではないということです。(提供/CRI)
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