移動体通信事業者や関連企業による国際組織であるGSMAが発表した報告書「中国モバイル経済2024」は、中国の5G接続数は年内に10億を突破し、中国の移動通信業界の経済全体への貢献は2030年末までに毎年1兆ドル（約151兆円）を超えるとの予測を示しました。

「中国モバイル経済2024」によれば、中国の5Gモバイル接続数はすでに8億を超えました。同報告はさらに「急速なネットワーク展開と成熟した端末環境が奏功して、中国での5G普及率の伸び率は予想を上回った」と紹介しました。2024年には、当初は45％だった5G接続の割合は50％以上に上昇するなど、5G接続は中国における主流のモバイル技術になる見通しで、5Gの総接続数は年末に10億以上に上昇すると見られるとのことです。さらに中国の5G接続数は2030年までに、世界の5G接続総数の3分の1近くを占め、中国の5G普及率は9割に迫り、世界をリードする市場の一つになる見込みです。（提供/CRI）