マレーシア、今年500万人超の中国人観光客誘致を目指す―マレーシアメディア

Record ASEAN    2024年2月5日(月) 9時20分

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東南アジアのマレーシアは今年、中国から500万人を超える観光客を誘致する戦略を積極的に展開している。写真はマレーシア・クアラルンプール。

東南アジアのマレーシアは今年、中国から500万人を超える観光客を誘致する戦略を積極的に展開している。中国メディアの参考消息が3日、マレーシア国営ベルマナ通信の報道として伝えた。

報道によると、マレーシア政府観光局のアンマル・アブド・ガパール事務局長は、この戦略について、中国との航空便数を増やすことと、中国のより多くの航空会社に対し、マレーシアを第一の目的地として宣伝することを検討するよう奨励することが含まれていると語った。

同氏はこのほど、クアラルンプール国際空港で、中国浙江省杭州市に本拠を置く航空会社、長竜航空の杭州からの初便を歓迎した後、「マレーシアはこの取り組みを実施するために中国からのチャーター便の運航を奨励しており、旅行会社や航空会社と連携して便数を増やすよう促している」と述べた。

同氏は「この目標は、2026年のマレーシア訪問年に向けた観光努力の促進に加え、今年のマレーシアと中国の国交樹立50周年とも一致している」とも述べた。

同氏によると、マレーシア政府観光局は、中国人観光客を今年500万~700万人誘致する目標を達成できると楽観しており、これは中国人入国者数が昨年の数倍に増加することを意味する。

マレーシアは昨年12月1日から中国国籍保有者に対し最大30日間のビザなし滞在を認めている。

これに先立ち、マレーシア政府観光局のダトゥク・ヨー・スンヒン副会長は、「中国はマレーシアにとって重要な観光客源市場であり、マレーシアへの観光客到着数トップ6の市場の一つだ」と述べていた。マレーシアは昨年、中国人観光客約140万人を受け入れた。

同氏は「杭州からの新路線に加え、中国の他の都市とマレーシアを結ぶ新路線とチャーター便により、中国人観光客の増大する需要に応えることができるだろう」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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