トヨタの”品質・顧客応対1位”の秘訣を韓国メディアが紹介=韓国ネット「日本には職人精神がある」

Record Korea    2023年10月18日(水) 13時0分

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16日、ZDNet Koreaは「トヨタが品質・顧客応対1位の秘訣…ワンチーム・フォー・カスタマー・ハピネス」と題したルポ記事を掲載した。写真はトヨタ車。

2023年10月16日、韓国メディア・ZDNet Koreaは「トヨタが品質・顧客応対1位の秘訣(ひけつ)…ワンチーム・フォー・カスタマー・ハピネス」と題したルポ記事を掲載した。

今月14日、ソウル市内のトヨタトレーニングセンターで「2023トヨタ スキルコンテスト」が開催された。大会のテーマは「ワンチーム・フォー・カスタマー・ハピネス」。韓国トヨタの今山学社長は「みんなが一つのチームになって顧客に幸せを届けることが大事だ。サービスとセールスが一つになり、顧客の最高の幸せのため共に努力しよう」と呼び掛けた。

韓国の自動車リサーチ会社「コンシューマーインサイト」が7月に実施した「年次自動車企画調査」で、レクサスは「アフターサービス満足度(CSI)」部門、トヨタは「販売サービス満足度(SSI)部門の1位を獲得した。両ブランドはこの調査で毎年1、2位を争っているという。記事は「これほどの評価を得るには、持続的な検証が必要となる」として、韓国トヨタが毎年、「スキルコンテスト」を実施していることを紹介している。

コンテストには全8地域のディーラーから予選を勝ち抜いて選抜された従業員50人が参加。実際に現場で発生し得るさまざまな問題に対応する課題を遂行する形で行われた。「顧客支援(カスタマーリレーション)」「部品」「一般整備」「板金」「塗装」「サービスアドバイザー」「セールスコンサルタント」の7部門で構成される。優勝者はトヨタ本社の名誉の殿堂に記録される。新型コロナ以前は、優勝者が韓国トヨタ代表となり、世界大会に出場していたという。

「従業員が顧客に幸せを届けるには、まず仕事を楽しむべきだ」という経営理念から、出場する従業員の家族を招き「単なる技術コンテストではない、家族も一緒に楽しめるイベントの場」にもしているという。またこの日は、韓国トヨタが人材育成施設「レクサス・トヨタ電動化トレーニングアカデミー」を設立した亜洲自動車大学の学生らも招かれていた。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「トヨタのサービスセンターに行ったことがあるが、従業員がとても親切で、日本特有の基本がしっかり根付いているという印象を受けた」「日本人には他人への配慮、職人精神がある」「幸せな笑顔は、他の人も幸せにしてくれる。自分も見習うよ」「日本のいいところを学ばないと発展はない」「日本がどんなに嫌いでも、トヨタとレクサスがいい車だというのは認めるべき」「日本のものを何でもけなすのではなく、学ぶべきことは学んでアップグレードしていくべきだ。現代自動車(ヒョンデ)よ」「日本の車だけは認めなくてはいけない」「現代はいつになったらこんなマインドを持つのかね」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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