<台湾機墜落>トランスアジア航空の同型機、過去7回事故―中国紙

Record China    2014年7月24日(木) 11時42分

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24日、中国紙・新京報は、台湾の澎湖島で23日夜、トランスアジア航空(復興航空)の旅客機が墜落した事故に関連し、同航空会社の双発プロペラ機ATR72がこれまでに7回事故を起こしていたと伝えた。写真は同航空会社のATR72型機(資料写真)。

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2014年7月24日、中国紙・新京報は、台湾の離島・澎湖島で23日夜、トランスアジア航空(復興航空)の旅客機が墜落した事故に関連し、台湾メディアの報道と台湾飛行安全調査委員会の報告を引用し、同航空会社の双発プロペラ機ATR72がこれまでに7回事故を起こしていたと伝えた。

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トランスアジア航空は、1951年に台湾初の民間航空会社として設立された。83年に台湾の国産実業グループに経営移管。桃園国際空港と台北松山空港を拠点に島内線と短距離国際線を運航している。

1995年1月30日、トランスアジア航空ATR−72型機は台北松山空港から澎湖諸島の馬公空港へ乗客を運んだ後、台北松山へ引き返す途中に航路をそれ、山中に墜落。機内に乗客はなく、副操縦士と客室乗務員ら4人が死亡した。

2002年9月5日、台北松山から馬公に向かっていたトランスアジア航空ATR72−212A型機で火災が発生。乗員が消火作業を行い、同機は松山空港へ引き返した。2号(右側)エンジンが損傷したが、ほかは無事だった。

2002年12月21日、桃園国際からマカオへ向かっていたトランスアジア航空GE791貨物機(ATR72−200型)が除氷に失敗し、馬公の南西約17キロの海に墜落。操縦士2人が行方不明となった。

2003年12月25日、花蓮発台北松山行きのトランスアジア航空GE006(ATR72−212A)が着陸時に1号エンジンの火災警告灯が点灯。乗員が外観を確認したが異常が見られなかったため着陸を継続。着陸後の点検で焼け焦げたような跡が見つかった。乗客乗員にけがはなかった。

2005年7月19日、花蓮発台北松山行きのトランスアジア航空GE028(ATR72)が着陸時に滑走路から外れ右主翼前方が照明灯に衝突した。この事故で客室乗務員1人が軽傷。

2012年5月2日、台北松山発馬公行きのトランスアジア航空GE515(ATR72)が離陸時に1号エンジンのオイル警告灯が点滅、火災警報が出たため、乗員が消火器で消火。エンジンを停止し、空港に引き返した。乗客乗員にけがはなかった。

2013年7月1日、トランスアジア航空ATR72型機がエンジンから出火。目的地の空港が優先着陸を伝え、無事着陸した。(翻訳・編集/NY)

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