大阪の領事館が中国人観光客に注意喚起、マナーを守った観光を!―華字紙

Record China    2014年7月19日(土) 23時10分

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18日、華字紙・中文導報によると、中国駐大阪総領事館は日本で発生した中国人ツアー観光客によるトラブルに関して、中国人観光客に注意を呼び掛けた。写真は中国観光客に人気の高い京都の金閣寺。

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2014年7月18日、華字紙・中文導報によると、中国駐大阪総領事館は日本で発生した中国人ツアー観光客によるトラブルに関して、中国人観光客に注意を呼び掛けた。

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中国駐大阪総領事館は8日、「理性 的に権利を保護し、マナーを守った観光を」と題した文章をホームページのトップに掲載した。この背景には、関西地区を訪れた中国人観光客によるホテルでのトラブルがあった。

7月上旬、上海のあるツアーが日本を訪れた際、旅行会社が手配した実際のホテルと契約書に記載されているホテルの基準が異なってることを理由に、一部の観光客がホテルからのチェックアウトを拒否、旅行会社に対してホテル代の一部返還を求めた。ホテル側は何度も説得を試みたものの効果がなく、最終的に警察へ通報し、大阪の総領事館が間に入ってようやく解決した。

このトラブルについて、日本メディアは特に報道しなかったが、中国大使館は中国人観光客向けにホームページ上で注意を呼び掛けた。「日本の観光業界ではホテルに対して星の数によるランク付けを行っていないため、一般にランク表示が存在せず、中国のランク基準とは単純に比較できない。特に、温泉旅館の多くは畳のため、中国のホテルのスタンダードルームの設備とは大きな差が存在する。人気の観光地では旅行シーズンにはホテルの空室が不足がちになり、価格も値上がりする」と説明している。

その上で、海外旅行の際には、低価格を売り物にする旅行会社の罠に陥らないよう、正式な営業権を備えた旅行会社を選択すべきだと指摘。ツアー価格が通常の航空券や宿泊代よりも安い場合には特に注意する必要があり、旅行会社の提示する金額をやみくもに信用しないよう注意を呼び掛けた。

これを受け、ネット上では「ルールを守らない観光客が中国のイメージをおとしめている」など、批判の声が上がっている。(翻訳・編集/HA)

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