中国版ツイッター・新浪微博（ウェイボー）の年間アワード「2022微博之夜」にこのほど出席した中国の俳優ワン・ホーディー（王鶴棣）が、悪役への憧れを語っている。

昨年、ファンタジー時代劇「蒼蘭訣～エターナル・ラブ～」でブレークしたワン・ホーディーが25日、上海市で行われた「2022微博之夜」に出席。メディアのインタビューに応じ、今年ヒットした刑事ドラマ「狂飆」に魅了された熱烈なファンであることを語り、似たタイプの作品で悪役を演じてみたいと今後の抱負を口にしている。

ワン・ホーディーについては先月、愛用するスマホの壁紙が、「狂飆」で悪役の高啓強を演じた俳優チャン・ソンウェン（張頌文）の写真だと報じられ、ウェイボーでも話題になったばかり。市場で魚を売って家族を養う善良な高啓強が、一歩ずつ道を誤り闇社会を仕切るトップになるさまを演じ、その迫真の演技を「本当にその道の人ではないか？」と疑う声が、ウェイボーのトレンドランキングでも1位を獲得する話題となった。

インタビューでワン・ホーディーは、そのチャン・ソンウェンの演技についても触れ、「本当に素晴らしく、チャン先生の一つ一つの表情や演技が巧妙で完璧なので、お手本になるし学びたい」と憧れの人について熱っぽく語っている。（Mathilda）