中国の大規模な抗戦記念式典=日本の右翼に対する警告、「日本の存在感低下は止まらない」―中国専門家

Record China    2014年7月8日(火) 11時16分

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8日、環球時報は日本問題の専門家、庚欣氏の見解を紹介し、「中国の抗日戦争記念イベントは日本右翼に対する警告」と題した記事を掲載した。写真は北京にある中国人民抗日戦争紀念雕塑園。

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2014年7月8日、環球時報は日本問題の専門家、庚欣(グン・シン)氏の見解を紹介し、「中国の抗日戦争記念イベントは日本右翼に対する警告」と題した記事を掲載した。

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今月7日は盧溝橋事件(中国名:七七事変)の77周年記念日で、習近平(シー・ジンピン)国家主席が中国人民抗日戦争記念館の記念式典で演説するなど、異例の規模となった。

庚氏は盧溝橋事件の記念式典について、「七七事変から77年が経ち、時代はすでに変わった。だが、日本には依然過去にとらわれている右翼勢力が存在する。彼らは歴史を翻そうとしており、これは人々の警戒と懸念を呼んでいる。中国が大規模な式典を開催したのは、世界や日本国民に中国の平和を維持する決心を示し、日本の右翼に対して、歴史に逆行する行いは許さないと警告している」と話した。

さらに庚氏は、安倍政権が集団的自衛権行使容認などで軍事化に方向転換しており、憲法9条の束縛から逃れようとしていると指摘。そして、「日本が方向を変えようとも、日本の存在感が低下している時代の流れは変わらない。日中のパワーバランスにおいては、今後も中国に有利な方向に発展する」と語った。(翻訳・編集/内山

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