異例の規模の盧溝橋事件記念式典=危険な道を歩む日本を見据えたもの―中国専門家

Record China    2014年7月7日(月) 15時18分

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7日、異例の規模の「盧溝橋事件」77周年式典に関して、中国新聞網は、上海師範大学教授で、抗日戦争史専門家の蘇智良氏の見解を紹介している。写真は関東軍司令部旧跡博物館。

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2014年7月7日、「盧溝橋事件」(中国名:七七事変)から77周年を迎えるこの日、国家主席の習近平(シー・ジンピン)氏は中国人民抗日戦争記念館の記念式典で演説した。通常、盧溝橋事件の記念式典は「70周年」や「75周年」やといった、節目の年に大規模なイベントが催されることが多く、77周年の今年に大規模な式典が行われるのは異例。これに関して中国新聞網は、上海師範大学教授で、抗日戦争史専門家の蘇智良(スー・ジーリアン)氏の見解を紹介している。

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蘇教授は、「日本は国の方向性を変えている。そのため、中国は歴史を振り返ることにより国民に警戒を促している。中国は8年間の抗戦で、軍人・庶民を合わせ3500万人が犠牲となった。第2次世界大戦でファシズムに傾いていた日本が再び危険な道を歩みだしていることは憂慮すべきことだ」と節目でもない年に中国が大規模な式典を行ったのは、日本を見据えたものだと指摘した。(翻訳・編集/内山

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