盧溝橋事件77周年、中国は「異例の規模」で記念式典=日中関係の悪化が背景に―海外メディア

Record China    2014年7月7日(月) 11時38分

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7日、環球網によると、「盧溝橋事件」(中国名:七七事変)から77周年を迎えるこの日、中国共産党指導部は中国人民抗日戦争記念館で開かれる記念式典への参加を予定している。写真は盧溝橋。

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2014年7月7日、環球網によると、「盧溝橋事件」(中国名:七七事変)から77周年を迎えるこの日、中国共産党指導部は中国人民抗日戦争記念館で開かれる記念式典への参加を予定している。

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記念式典の様子は中央人民ラジオ局、中国中央テレビ(CCTV)、中国国際ラジオ局や、新華網、人民網、中国ネットワークテレビ局(CNTV)などで生中継される予定。77年目という「節目ではない年」に異例の規模で行われる式典に、世界のメディアが注目している。

日本メディアは、記念式典は最大規模で行われ、習近平(シー・ジンピン)国家主席が出席する可能性が高いとし、「中国政府は国家レベルで反日活動を盛り上げるようだ」と伝えている。

一方、韓国・聯合ニュースは、中国は抗日戦争記念を契機に、引き続き国内外に日本帝国主義の野蛮な行いを知らしめる狙いがあると分析。「5年や10年という節目の年ではないにもかかわらず、ここまで大きな規模の式典を行うのはまれである」とし、その背景に歴史問題や尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題で日中関係が極度に悪化していることを挙げている。

また、台湾・中国時報は、「今年は“七七事変”から77周年に当たり、77が2つ並ぶために特別な意味を持つ。人々に戦争の残酷さを記憶にとどめさせ、平和への願いを強くさせるものだ」と指摘している。(翻訳・編集/北田

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