<ブラジルW杯>韓国代表の敗戦で経済効果は期待外れ、業界関係者「今年はもう終わった」―韓国紙

Record China    2014年6月24日(火) 16時22分

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24日、ブラジルW杯での韓国代表の敗戦が韓国経済にも影響を及ぼしている。写真は韓国・ソウルのロッテマート。

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2014年6月24日、サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会での韓国代表の敗戦が韓国経済にも影響を及ぼしている。人民日報(電子版)が伝えた。

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韓国紙・亜州経済によると、ブラジルW杯が開幕すると同時に、韓国の各企業によるW杯商戦も本格化した。旅客船沈没事故の影響もあり、今年はいささか盛り上がりに欠けたが、それでもテレビやスポーツ用品、飲料、酒類、ゲームなどさまざまな企業がW杯の宣伝広告やキャンペーンを展開した。しかし、韓国代表がアルジェリアに敗戦したことで、韓国企業は不意を突かれた形となった。

韓国大手スーパーチェーンのイーマートでは、韓国代表の勝利が決まった後に250種類以上の商品を最大半額で提供するキャンペーンを行う予定だった。しかし、韓国代表の敗戦によりこの計画も中止となってしまった。また、ロシア戦の際には初ゴールを記念して30%引きのサービスを展開した韓国のディスカウントストア・ホームプラスも、今回の敗戦によりすべてのキャンペーンを中止した。

W杯期間に試合結果の予想に関連したキャンペーンを展開した大型スーパーのロッテマートも深いダメージを受けている。関係者は「さまざまなキャンペーンを用意したが、その効果はあまり期待できない」としている。

そのほか、W杯の影響を受けやすい酒類市場も落ち込んでいる。同業界の経営者は「W杯の盛り上がりがビールの売り上げを高める。しかし、今年のW杯ではそれほど効果がない。アルジェリア戦で韓国代表のグループリーグ突破は難しくなった。W杯商戦はすでに終わったと言えるだろう」と述べた。(翻訳・編集/藤)

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