精神病棟で働く看護士たち、翼はなくてもまさしく“天使”―中国

Record China    2007年6月19日(火) 8時2分

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心の病で入院している子どもたちと、「透明な翼で」の歌を練習する看護士。子どもたちにとって看護士たちは、翼は見えないけれど天使のような存在であるに違いない。

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2007年5月12日、第94回国際看護士の日。毎年この日は、我らが白衣の天使たちに感謝する日であるが、皆さんは中国にも「人道、博愛、奉仕」の赤十字精神を強く持ち、日々、愛とやさしさと忍耐と責任感を持って患者の世話をするある“特別”な看護士たちがいることををご存知だろうか。

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それは、愛と強さを持って病魔と闘い、やさしさと慈しみを持って病室を回る、精神病棟の看護士たち。その真っ白な制服は、病に冒された人たちの心の中までも洗い流すようだ。精神病棟とは、誰にとっても孤独で、不安で、そして退屈な場所に思えるが、彼らの存在によってそうした重苦しい心配はあとかたもなく消えてしまう。精神疾患は、“治療は3分、お世話が7分”といわれてきたが、看護士たちは手のかかる患者の世話も、愚痴ひとつこぼさずにこなしている。***

中国に、最近ヒットした「透明な翼で」という歌がある。ある小児精神病院で、一人の看護士が入院している子どもたちと一緒にこの歌を歌った。その美しい歌声は、病院いっぱいに響き渡った。しかし、翼のない天使も確かに存在する。看護士たちは、翼がなくてもまさに天使である。(翻訳・編集/BA)

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