韓国が関東大震災当時に虐殺された朝鮮人の名簿を公開、「日本は真相を明らかにしていない」―韓国メディア

Record China    2014年6月3日(火) 11時31分

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2日、韓国国家記録院は関東大震災当時に日本で虐殺された朝鮮人被害者の名前や住所などを記した公式資料を初めて公開した。

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2014年6月2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国家記録院は同日、1923年9月1日の関東大震災当時、日本で虐殺された朝鮮人被害者の名前や住所などを記した資料を初めて公開した。中国新聞社が伝えた。

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2013年6月に東京の韓国大使館が移転する際に発見された資料は「日本震災時の被害者名簿」。この名簿を整理・分析してきた韓国国家記録院によると、殺害された朝鮮人318人の名前や住所、殺害状況などが記載されている。この被害者名簿は1953年4月の第2次日韓会談に向けて、1952年当時の李承晩(イ・スンマン)政権が調査、作成したもの。

名簿には当時の警察や消防隊といった日本の公権力が朝鮮人を虐殺したとあり、犠牲者の中には10歳未満の子どもや2歳の幼児も含まれていた。関東大震災当時、日本メディアが連日「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「朝鮮人が暴動を起こした」などのうわさを流したことから在日朝鮮人が日本人の憎悪や敵意の対象となり、6000人以上の朝鮮人が虐殺された。韓国メディアによると、日本政府は韓国に対し、これまで1度も謝罪や賠償を行っていないばかりか、その真相さえも明らかにしようとはしていない。(翻訳・編集/本郷)

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