韓国与党、沈没事故で主婦票を失う?6月4日の統一地方選に影響か―韓国紙

Record China    2014年5月31日(土) 16時10分

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30日、韓国で6月4日に行われる統一地方選をめぐり、与党セヌリ党と最大野党・新政治民主連合の支持率に韓国社会の関心が集まっているが、朴槿恵大統領が所属するセヌリ党は客船沈没事故の影響で主婦票を失う可能性がある。写真は朴大統領。

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2014年5月30日、韓国紙・中央日報によると、韓国で6月4日に行われる統一地方選をめぐり、与党セヌリ党と最大野党・新政治民主連合の支持率に韓国社会の関心が集まっているが、朴槿恵(パク・クネ)大統領が所属するセヌリ党は客船沈没事故の影響で主婦票を失う可能性がある。国際在線が伝えた。

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前回の大統領選における朴大統領の勝利には40代の女性たちの1票が不可欠かつ重要な役割を果たした。世論調査によると、前回の大統領選における40代女性の朴大統領への投票率は、当時ライバルだった文在寅(ムン・ ジェイン)氏より7〜8%高かった。しかし客船沈没事故以降、女性らの与党に対する信頼は次第に失われ、支持率は急落している。中年男性からの支持率も事故後には16%ほど大幅に下落した。しかし主婦層とは異なり、支持率は徐々に回復し、事故前とほぼ同じ65%となっている。

韓国の政界では主婦層と中年男性の支持傾向が大統領選や地方選の結果を左右している。与党セヌリ党の関係者は「かつて朴大統領を支持していた40代主婦の支持離れが、言論の方向性に主導的役割を果たすソウル市江南や高陽市一山の世帯主に影響を与えている」と憂慮する。一方で、野党・新政治民主連合の関係者は「朴大統領が危機に陥れば陥るほど、仁川や京畿道、忠清北道などの首都圏周辺地域の有権者は心を一つにするだろう」との見方を示している。(翻訳・編集/藤)

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