「人を乗せて走るスーツケース」を農民が発明、最高速度時速20kmでGPS機能付き―中国

Record China    2014年5月31日(土) 21時20分

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28日、中国・湖南省の農民男性が10年の歳月を費やし、「人を乗せて走るスーツケース」を開発した。このスーツケースは電動2人乗りで、最高速度は時速20kmだという。

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2014年5月28日、中国・湖南省の農民男性が10年の歳月を費やし、「人を乗せて走るスーツケース」を開発した。国際在線が伝えた。

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小卒の賀亮才(ホー・リアンツァイ)さんはもうすぐ60歳になる。賀さんが開発した多機能スーツケースは電動で、荷物を入れることはもちろん、大人2人を乗せて走ることができる。上部にT字型のハンドル、下部に3個のキャスターがあり、最高速度は時速20km。GPS機能や盗難防止機能もついている。バッテリーは充電式リチウム電池で、1回の充電で50〜60km走行可能だ。

賀さんは過去に「自動車安全自動保護装置」の発明で中国と米国の特許を取り、アインシュタイン世界発明博覧会で金賞を受賞。賞を受け取るために米国を訪問した賀さんが、疲労困憊(こんぱい)した際に「スーツケースに乗って移動することができたらいいのに」と思ったことが発明のきっかけだという。「最軽量のミニカー」だと自信たっぷりの賀さんは、実際に製品として販売できる日を夢見ている。(翻訳・編集/本郷)

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