中国のスポーツメディア・鳳凰網体育によると、陸上男子短距離の蘇炳添（スー・ビエンティエン）が「中国人はもっと速く走れる」と語った。

昨年夏に行われた東京五輪陸上男子100メートルで9秒83のアジア記録をマークした蘇は、このほど出演した番組の中で「自分の感覚から確実に言える。中国人はもっと速く走れる」と語った。

また、「私はもう32歳で、9秒85を切るのは本当に難しいことだ。でも、私が無理でも引退した後に9秒85を出せる選手を育てたい。後輩たちに私の肩を踏んで（土台にして）この目標を実現してもらいたい」と若い選手に期待を寄せた。

中国のネットユーザーからは「蘇はこんなもんじゃない。もっと速く走れる！」「蘇神（蘇の愛称）は陰で相当な努力をしている。素晴らしい」「蘇神は永遠なり」「中国人に限界はない。中国のスピードはとどまることを知らない」「努力を続けさえすればきっとできる」「世界に中国のスピードを見せよう」といった声が寄せられている。（翻訳・編集/北田）