2014年5月25日、韓国紙・朝鮮日報によると、韓国未来創造科学部が同日発表した韓国人の未来社会の変化に対する意識調査の結果で、85．2％の人が韓国は将来的に「監視社会」になる可能性が高いと考えていることが明らかとなった。26日付でチャイナネットが伝えた。

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調査は4月18〜23日に韓国の16〜40歳、1000人を対象に実施された。未来社会の基準については、68．7％が2021〜2040年とみなしている。90．6％が未来の社会や技術に強い関心を持っており、男女比では男性が94．3％，女性が86．6％と男性の方が多かった。実現される未来の技術に関しては、「海底都市の建設」が74．4％、「ロボットの戦闘システム」が64．7％、「地球外生命体の発見」が53．3％だった。

未来社会で最も重要な価値観については、「安全な生活環境」が26．5％、次いで「レジャー」が20．4％、「健康」が20．3％と、多くの人が安全を重視している。

未来社会の技術開発については、「遺伝子による難病治療」が71．6％、「医者に代わる治療法の開発」が74．8％と未来の技術を期待する声が多くを占めたが、一方で60．1％が「薬を用いた知力の向上」に反対しており、未来の技術を心配する意見も見られた。

ただ、未来社会における環境汚染や気候変動の問題については、解決できると答えた人は41．5％にとどまり、半分以上が環境問題の解決に否定的な見方を示した。（翻訳・編集/藤）