2014年5月23日、米華字メディア・多維新聞によると、中国の新疆ウイグル自治区で多発しているテロ事件に対応するため、中国中央テレビ（CCTV）は国民に向けて「安全ガイド」を発表した。

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CCTVは22日、中国版ツイッター・新浪微博の公式アカウントを通じ、テロ攻撃からの防御法と、テロ発生時の対処法を9ページにわたって図入りで解説した。CCTVのこの「安全ガイド」は現在、微博上で最もホットな情報となっている。

「安全ガイド」は、個人や家庭、地域や学校などでテロ攻撃に対する心構えをするよう呼びかけ、高齢者や子供、身障者など避難する際に第三者の助けが必要な人を事前に知っておくべきだと訴えている。同時に国家公安部が作成した「国民のテロ攻撃予防マニュアル」を熟読し、疑わしい物品や人物を見かけたときにはただちに公安部門に通報するよう求めている。

さらにテロ攻撃に遭遇した際の対処法を、アニメ風のキャラクターが説明。携帯電話で現場を撮影したり、微博に投稿したりせず、ただちに現場を離れるよう指示するとともに、襲撃者から身を隠す方法や毒ガスなどの毒物から身を守る方法も教えている。（翻訳・編集/本郷）