元慰安婦と面会した韓国大統領候補が「文大統領は責務を捨てた」と批判=ネットには冷ややかな声

Record China    2021年11月2日(火) 6時20分

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29日、韓国・ニューシスによると、来年3月の韓国大統領選の候補が元慰安婦と面会した。写真は慰安婦像。

2021年10月29日、韓国・ニューシスによると、来年3月の韓国大統領選の候補が元慰安婦と面会した。

記事によると、韓国革新系野党「正義党」の大統領選党公認候補で元党代表の沈相ジョン(シム・サンジョン)氏が同日午後、国会で元慰安婦のイ・ヨンスさんと面会した。沈氏は「前回の大統領選挙の時、候補らはみんな2015年の慰安婦合意を破棄すると約束した」とした上で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し「候補時代には『何としても(日本側に)謝罪させる』『再交渉する』と言ったのに、元慰安婦らの同意もなく密かにその責務を捨てた」と批判したという。

さらに「私と正義党は国連の拷問等禁止条約(CAT)を通じた解決に積極的に乗り出す」と意気込み、「(大統領選)候補として文大統領に直接要請する。慰安婦問題は外交問題であるのみならず他の被害女性たちも一緒に戦う国際女性人権連帯の問題だ。誰も戦争犯罪の犠牲者の代わりに合意し、容認することはできない」と指摘。「何より重要なことは真の謝罪と正しい教育であり、それだけが唯一の方法だ。私と正義党があらゆる方法を用いて被害者を中心に問題を解決する」と約束したという。

これを受け、韓国のネット上では沈氏に対し「国会議員として何かしたっけ?。大統領選が近づいてきたから関心のあるふり?」「コロナによる国内外の状況は考えもせず、都合のいいことばかりアピール」など冷ややかな声が上がっている。

その他「日本がみんな慰安婦問題に否定的なわけじゃないし、もういいんじゃない?。それよりも別の問題が山積み。政争に浪費してる場合じゃない」「外交は相手がいて成り立つもの」「日本はこれ以上謝罪や補償はないと主張してる。韓国だけが頑張るの?」など沈氏の主張に疑問を示す声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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