核による先制攻撃論を批判、防衛のための軍事力を強調―中国海軍少将

Record China    2007年6月13日(水) 17時27分

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2007年6月12日、国防大学戦略研究所所長・楊毅(ヤン・イー)海軍少将はマスコミの取材に答え、一部で主張されている中国による先制攻撃論、特に核を使用した先制攻撃論を批判した。写真は南京市の大学生軍事訓練。

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2007年6月12日、国防大学戦略研究所所長・楊毅(ヤン・イー)海軍少将はマスコミの取材に答え、一部で主張されている中国の先制攻撃論、特に核を使用した先制攻撃論を批判した。

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楊少将によると、中国の軍事力は一貫して防御のためのもの。つまり他国が中国を軽んじたり侵略したり出来ないようにするためのものだという。この戦略方針は中国の攻撃能力の整備を否定するものではないが、実際には中国から先に攻撃することはありえないと述べた。***

国連安保理の5大国のうち、中国の核武装は最小であり、また唯一の先制核攻撃を否定している国だと言明、核を持たない国への核攻撃はしないとも約束しているという。現在、一部の国家機関、学者、専門家は「核先制攻撃論」を唱えているが、楊少将は、中国の戦略を理解せず、人々を惑わす論であるとして非難している。(翻訳・編集/KT)

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