2014年5月15日、中国新聞社によると、南シナ海問題をめぐってベトナムで起きた反中デモを受け、ベトナム当局はこれまでに暴徒化した市民ら700人以上を逮捕した。ベトナム政府は国内の外国人投資者、労働者に対し「資産は保護する」と強調。事態に冷静に対処するよう呼びかけている。

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ベトナムでは一部地域で反中デモが過激化し、外資系企業の工場などへの放火が拡大。当局は「社会秩序を乱し、財産を壊した」として、破壊行為に関与したとみられる700人以上を逮捕した。地方政府は緊急会議を招集。国内の外国人投資者・労働者に対し、冷静に対処するよう求めている。

ベトナム南東部のビンズオン省では、企業460社以上が破壊され、工場15カ所が放火され、自動車10台が焼かれた。同省だけで600人が逮捕され、騒ぎに巻き込まれて警官約40人が投石などでけがをした。（翻訳・編集/AA）