韓国人は目上の人や権威に絶対服従、客船事故で国民から疑問の声―中国メディア

Record China    2014年5月9日(金) 6時30分

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8日、韓国では旅客船沈没事故での船長や一部の乗組員の不適切な対応をめぐり、韓国社会がこれまで重視してきた「目上の人や権威に従う」という考え方に疑問の声が上がっている。写真は捜索現場。

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2014年5月8日、新華網によると、韓国旅客船沈没事故での船長や一部の乗組員の不適切な対応をめぐり、韓国社会がこれまで重視してきた「目上の人や権威に従う」という考え方に疑問の声が上がっている。

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韓国文化は「目上の人や権威を尊重し、それに絶対服従する」という考え方を重視してきた。例えば、韓国人は初めて会った人に年齢を聞き、敬語を使うかどうかを判断する。一方、職場では年齢にかかわらず入社時期が早い方が先輩だ。先輩には後輩を世話する義務があり、もし後輩が間違いを犯せば、先輩もその責任を負う。また、兄弟においては長男が重視され、その長男の妻も家庭において大きな責任を負う。

このような社会環境の中で、韓国の子供は厳しくしつけられる。韓国メディアによると、このような教育方法は子供の性格を極端に二分化させる。反抗して、権威に従わない子供になるか、従順だが指示を受けないと何をすればいいか分からない子供になるかのどちらかだという。

旅客船事故では船長や一部の乗組員が乗客を救助せずに先に逃げ出したことや、事故発生時の船内放送で生徒らに船室から動かないよう呼びかけ被害を拡大させたことなど、多くの問題点が浮き彫りとなった。このような関係者の事故対応に、国民の怒りは爆発し、韓国社会がこれまで尊んできた「権威への服従」や「職責を負う」といった概念に疑問の声が上がっている。国民は、職務を果たさなかった関係者を厳しく罰し、多くの「権威」たちに自身が尽くすべき責任を意識させるべきだと訴えている。(翻訳・編集/藤)

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