ドイツの謝罪は欧州の一体化を目指したもの、日本とは事情が異なる―安倍首相

Record China    2014年5月6日(火) 21時4分

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6日、環球時報は第二次世界大戦中のナチスによる戦争犯罪と戦後補償について、安倍晋三首相が独紙の取材に対し「ドイツの謝罪は欧州の一体化を目指したもの。日本とは事情が異なる」と主張したと伝えた。資料写真。

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2014年5月6日、環球時報(電子版)は第二次世界大戦中のナチスによる戦争犯罪と戦後補償について、安倍晋三首相が独紙の取材に対し「ドイツの謝罪は欧州の一体化を目指したもの。日本とは事情が異なる」と主張したと伝えた。

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独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングによると、中国と韓国が日本に「歴史問題での対応をドイツに学べ」と求めていることについて、安倍首相は要求を拒否。「日本はドイツを手本としない。戦後のアジアと欧州は状況がまったく異なる」と説明した。首相はドイツの謝罪の背景には欧州の一体化という目標があったと指摘。「一体化が実現して初めて欧州共同体を形成することができた」と主張し、戦後の欧州とドイツはまったく事情が異なると説明した。

安倍首相はまた「戦後の欧州の最大の課題は団結だった」と語った。そのような雰囲気の中で、ドイツは初めて謝罪と和解を目指す姿勢を表明できたと主張。一方で、日本はすでに周辺国と賠償問題で合意に達しているとした。(翻訳・編集/AA)

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