史上初！中華料理が北京五輪公式メニューに―国際オリンピック委員会

2007年6月9日、北京食品学会の蔡同一（ツァイ・トンイー）理事長は、来年開催される北京オリンピックの公式メニューが、国際オリンピック委員会の批准を受けたと発表した。

【その他の写真】

公式メニューは、北京オリンピックに参加する203の国と地域から来る選手と報道関係者に提供される料理のことで、これまでの開催地ではすべて洋食であることが基本であった。しかし、北京オリンピックでは初めて公式メニューの3割を中華料理が占めるという。***

オリンピック公式メニューは、北京オリンピック組織委員会と契約した市内112か所のホテルとレストランで、オリンピックとパラリンピックにまたがる60日間、毎日24時間態勢で提供される。契約レストランに対しては、料理の料金に上限が設定され、同時に厳しい衛生基準が要求されるという。今回の中華料理メニューも1品ごとに国際オリンピック委員会が定めた規定をクリアしていると蔡理事長は説明した。（翻訳・編集/本郷智子）