<韓国船沈没>GDPは先進国並みなのに、なぜ大惨事が相次ぐのか―韓国紙

Record China    2014年4月29日(火) 12時14分

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25日、韓国紙・朝鮮日報は旅客船・セウォル号の沈没事故について、「先進国ではありえない事故。それなのに韓国では大惨事が相次いで発生している」と指摘した。写真は捜索現場。

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2014年4月28日、中国紙・参考消息(電子版)によると、韓国・朝鮮日報は25日、旅客船・セウォル号の沈没事故について、「先進国ではありえない事故。それなのに韓国では大惨事が相次いで発生している」と指摘した。

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多くの高校生を乗せたセウォル号の沈没事故に韓国社会は震撼した。だが、韓国では1993年10月に発生した西海フェリー沈没事故では292人が死亡、94年の聖水大橋崩落事故では32人が死亡した。95年には101人が死亡した大邱地下鉄ガス爆発事故、501人が死亡した三豊百貨店崩壊事故が発生している。

韓国は国内総生産(GDP)世界ランキングで10位台にあるのに、こうした大事故が相次いで発生しているのはなぜか。それは基本的ルールが守られていないことが原因の人災だ。「韓国は短期間で成り上がった」との指摘もあり、国内にはさまざまな問題が存在する。安全対策の欠如が大惨事を招くとする専門家の意見もある。ソウル大学の李在烈教授は「1990年代以降に発生した大事故は技術的問題によるものではなく、韓国社会の曖昧な管理システムによるものだ」と指摘している。(翻訳・編集/本郷)

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