2014年4月23日、韓国客船沈没事故で民間ダイバーと偽ってニュース番組のインタビューを受けた女は、記者と称して多くの芸能人に接触するなど数々のあきれた「前科」があった。中国メディア・韓星網が伝えた。

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26歳のホン・ガヘ容疑者は18日、ボランティアで沈没船の救援活動を行っている民間ダイバーとして韓国MBN放送のインタビューに応じ、「民間ダイバーは何の支援も受けられず、装備も足りない。救助活動が難しい状況だ」と訴えていた。その後、発言のすべてがうそだと分かり、テレビ局が謝罪する騒ぎとなった。20日に虚偽事実流布の容疑で逮捕されたホン容疑者だが、これまでにも数々の奇行を繰り返している。

今年2月には、K−POPユニット・B1A4のコンサートに記者として現れ、メンバーと仲良く記念写真に納まっている。ホン容疑者と芸能人との写真はB1A4以外にも多数存在するという。有名な野球選手の恋人だったと発言し、妊娠騒動を引き起こしたこともある。また、アイドルユニット・T−ARAの元メンバー、ファヨンの親戚を名乗った過去も。芸能誌によると、ホン容疑は日本出身で、10億ウォン（約9800万円）の詐欺容疑で警察の取り調べを受けたことがあるという。

東日本大震災の時には、東京在住の韓国人として韓国のテレビ局のインタビューを受け、「愛する人も友人も日本にいる。私1人が韓国に帰ることなどありえない」と語っている。（翻訳・編集/本郷）