<韓国船沈没>「特別な思い出になるから」と娘を修学旅行に、母の後悔が涙誘う―米メディア

Record China    2014年4月19日(土) 15時2分

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18日、韓国船沈没事故に関する母子のストーリーが世界のネットユーザーの涙を誘っている。写真は事故現場。

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2014年4月18日、韓国紙・中央日報によると、韓国旅客船の沈没事故について、CNNは17日、「悲痛に暮れる母親『私の娘は海中に』」と題した記事を掲載。母子のストーリーが世界のネットユーザーの涙を誘っている。中国新聞社が伝えた。

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沈没事故に遭遇した女子学生の母親・金さんは降り続く雨と強風に打たれながらも、1人真っ暗な港に立ちつくし、立ち去ろうとしない。「私の娘が海中に…」と泣いている。頬にはっきりと残る涙の跡は見た者の心を痛ましめる。

金さんの娘は当初、今回の済州島への修学旅行に参加したくないと話していた。しかし、金さんが「修学旅行は特別な思い出になるから」と説得して参加させた。金さんはここまで話すと再び泣き始め、自らを責めるように「娘は私が説得したために事故に遭ってしまった。済州島からおいしいおみやげを買ってきてくれると約束していたのに…」と話した。

この報道はネットユーザーの涙を誘い、大きな話題となった。多くのネットユーザーが奇跡を祈るとともに、金さんへの慰めの言葉を残した。同時に、いまだ行方がわからない学生たちの無事を祈り、安否を気遣った。

一方で、韓国政府の遅々とした対応に不満を爆発させる書き込みも多数見られた。「韓国は産業も発展し、国民の教育水準も高く、国防能力も強大な先進国だが、なぜ韓国政府は学生たちを冷たい海中に放置したままなのか、政府は一体何をやっているのか?潜水夫を派遣しただけで救援活動と言えるのか!沈没した船にはまだ多くの学生が閉じ込められていると言うのに!」「事故発生から数時間以内にもっと多くの救援隊員を派遣すべきだった。韓国政府はなぜ国際社会に救援を求めなかったのか?子どもたちは食べ物も飲み物もない恐怖の中に置かれたままなのに!」など、厳しい批判の声が政府に浴びせられている。(翻訳・編集/HA)

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