サムスングループの入社試験に10万人=「思考力」や「歴史」問う問題が増加―韓国紙

Record China    2014年4月16日(水) 21時30分

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14日、韓国・中央日報によると、サムスングループが13日、今年上半期の新入社員を対象とした入社試験を韓国や米国、カナダでなどで実施し、約10万人が参加した。写真はサムスンの広告。

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2014年4月14日、韓国・中央日報によると、サムスングループが13日、今年上半期の新入社員を対象とした入社試験を韓国や米国、カナダでなどで実施し、約10万人が参加した。15日付で環球網が伝えた。

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参加者によると、今年のサムスングループの入社試験はこれまでよりもかなり難しくなっていたという。サムスングループはこれまで、「語学」「数理」「推論」「常識」の4つの分野のテストを行ってきたが、今年は新たに「空間認識能力」に関する問題を追加した。さらに、総問題数は175問から160問へと減らしたものの、選択肢を4項目から5項目へと増やした。

サムスンの関係者は「今年は単純に知識を問う問題を減らし、総合的な思考能力を試す問題や歴史に関する問題を増やした」と語る。昨年に続いて受験したある受験生は「複雑な問題が多く、うまくできなかった。今後は一夜漬けが通用しなくなると思う」と語った。

サムスングループの入社試験には毎年20万人以上が応募するため、サムスングループは今年1月、各大学に対し大学校長の推薦制を提案したものの、推薦枠をめぐって論争となったために取りやめたという経緯があった。サムスンは、今回の試験で応募者を採用予定数の2〜3倍に絞り込み、5月に面接試験を行う予定だとしている。(翻訳・編集/HA)

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