韓国、食品パッケージで「日本語などをハングルより大きく表記」許可へ=母国語冷遇と反発も―韓国メディア

Record China    2014年4月14日(月) 20時44分

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13日、韓国政府はスナック菓子やインスタントラーメンなど食品パッケージの商品名について、外国語文字をハングルより大きく記載することを許可する方針を固めた。これに対し、韓国国内からは批判の声が上がっている。写真は韓国のスーパー。

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2014年4月13日、韓国・朝鮮日報(電子版)によると、韓国政府はスナック菓子やインスタントラーメンなど食品パッケージの商品名について、中国語や英語、日本語などの外国語文字をハングルより大きく記載することを許可する方針を固めた。14日付でチャイナネットが伝えた。

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現行の表記基準では、外国語との混合表記は認められているが、文字の大きさはハングルより小さくなければならないと規制されている。

また、輸入食品と商標法に基づいて登記済みの商標においては、商品名に限り、ハングルよりも大きく表記することが認められている。

韓国食品医薬安全処によると、新しい方針では、消費者の誤解を招かないため、商品名に限り、文字の大きさに関する制限を撤廃する方向で法改正を進めるとしている。その上で、消費者に外国製と誤解された商品は虚偽表記もしくは誇大広告と判断するという。

文字の大きさに関する制限がなくなることで、中国人・日本人旅行客向けの商品が大量に出回ることが予想され、関連業界のマーケティング活動にも変化が起きることになる。

一方、韓国国内では最近、「生活に密接にかかわる食品パッケージで、外国語がハングルよりも多い」と指摘する声がSNSなどで上がっている。今回の方針についても「韓国語を冷遇するな」など反対意見があり、物議をかもしている。(翻訳・編集/NY)

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