中国が今さら抗日戦争勝利記念日を制定した理由とは?―香港メディア

Record China    2014年3月28日(金) 7時10分

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24日、香港・中国評論通訊社は、「抗日戦争勝利記念日」「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」制定に関して、中国現代国際関係研究院日本研究所の胡継平所長のインタビューを掲載した。写真は中国人民抗日戦争記念館で開催された「日本中国侵略罪証展」。

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2014年3月24日、香港・中国評論通訊社は、「抗日戦争勝利記念日」「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」制定に関して、中国現代国際関係研究院日本研究所の胡継平(フー・ジーピン)所長のインタビューを掲載した。

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胡所長は、記念日制定は大きな問題ではなく、日中関係を損ねるものではないと強調した。韓国は8月15日を光復記念日に指定。香港も抗日戦争勝利を記念した「戦没兵士・同胞犠牲者記念日」がある。欧州では5月8日が反ファシズム戦争の勝利記念日とされている。抗日戦争終結から70年近く制定されなかったとはいえ、中国が制定してはならない道理はないと主張した。

また、記念日制定は日中関係の破壊を目的したものではなく、戦争の歴史を記念し、悲劇が繰り返されないよう警告することが目的だとコメントした。もちろん記念日制定は安倍首相による日本の侵略を否定する発言など、歴史の歯車をさせようとする日本国内の動きに対応したものだが、単純に対日強硬姿勢の現れだと解釈するべきではないと強調した。(翻訳・編集/KT)

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