ニセ薬承認の医療行政トップに死刑判決―北京市

Record China    2007年5月30日(水) 14時53分

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2007年5月29日、北京市第一中級人民法院は、元国家食品薬品監督管理局局長・鄭篠ユー(ジェン・シャオユー)に対し、死刑判決を言い渡した。

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2007年5月29日、北京市第一中級人民法院は、元国家食品薬品監督管理局局長・鄭篠ユー(ジェン・シャオユー)に対し、死刑および政治的権利の終身停止・全財産の没収という厳しい判決を言い渡した。

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鄭は1997年から2006年にわたり、国家食品薬品監督管理局局長をはじめとする医薬品行政の要職を歴任。その権力を生かし、製薬会社8社から649万元(約9700万円)を金品を受け取っていた。2001年からは賄賂の見返りとして薬品の認可に便宜を与えた。虚偽の数値を使って認可するなど手段は悪質で、この期間に6種類ものニセ薬を承認した。***

最近、安全面が問題視される中国の食品・医薬品だが、汚職官僚に厳罰を下すことで信頼回復を目指すものと見られる。(翻訳・編集/KT)

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