2014年2月26日、台湾の人気男性歌手ジャム・シャオ（蕭敬騰）宛てに、再び嫌がらせの郵便物が届く騒動が発生。有名レストランの鼎泰豊（ディンタイフォン）にも類似の郵便物が届いていたことが明らかになった。聯合報が伝えた。

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ジャム・シャオが所属するワーナーミュージックに今月21日、生きた幼虫と副葬品として使う冥銭（めいせん）が入った郵便物が送りつけられた。警察へ被害届を提出し捜査が始まっているが、これに続いて26日、音楽ダウンロードサービス・KKBOXの本社にジャム宛ての郵便物が届き、中からは冥銭が。警察では、21日の郵便物とは異なる人物による模倣犯罪の疑いが強いとして、こちらも捜査をスタートしている。

KKBOXについては、ジャムが今月23日、同社主催のイベント「KKBOX風雲榜」にゲスト出演した際、今回の騒動について初コメントしていた。また、21日に届いた最初の郵便物について、ショーロンポーが有名な台湾のレストラン大手・鼎泰豊にも類似のものが届いていたことが明らかに。宛名の印刷や様式などを検証した警察側によると、同一人物の犯行の疑いが強いという。

ジャムには昨年から、トラブルが連続している。昨年7月には、資産家の日本人女性による自宅マンションでのストーカー行為が話題に。同10月には、台北市内の路上で動物の排せつ物を持った男に襲われる事件が発生。警察では同じ日本人女性を事件の主謀者と特定し、恐喝や傷害などの容疑で女性を含む複数名が書類送検されている。（翻訳・編集/Mathilda）