2014年2月23日、韓国外務省の李相徳（イ・サンドゥク）東北アジア局長は、島根県が22日に開催した「竹島の日」記念式典に亀岡偉民内閣府政務官が出席したことを受け、在韓日本大使館の道上尚史総括公使を呼び、強く抗議した。国際在線が伝えた。

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韓国政府は外交文書で、日本が主張する竹島領有権は根拠がないと強調するとともに、旧日本軍慰安婦の強制性を認めた1993年の河野洋平官房長官談話に関し、菅義偉官房長官が20日の衆院予算委員会で韓国人元慰安婦の証言内容を検証する政府チームの設置検討を明らかにしたことを批判した。文書では「独島（竹島の韓国名）問題と慰安婦問題はともに、日本政府による歴史の歪曲・否定から発生したものだ」と指摘した。

日本政府は9回目となる「竹島の日」記念式典に、昨年に続いて内閣府政務官を派遣した。

韓国・聯合ニュースは「米国が日韓の関係改善を強く求めているが、日本は挑発行為を止めようとしない。関係改善に向けた見通しはより厳しくなった」と指摘した。（翻訳・編集/NY）