<鳥インフル>中国はウイルスまん延の制御に失敗した、専門家が指摘―独紙

Record China    2014年2月8日(土) 20時2分

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6日、参考消息網は記事「独メディア注目:H7N9型鳥インフルエンザの感染者数急増、ウイルスまん延の制御に失敗か」を掲載した。独紙ディ・ヴェルトは、ウイルスまん延の制御に失敗したとの専門家の声を紹介している。資料写真。

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2014年2月6日、参考消息網は記事「独メディア注目:H7N9型鳥インフルエンザの感染者数急増、ウイルスまん延の制御に失敗か」を掲載した。

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2月4日、中国では新たに3人がH7N9型鳥インフルエンザで死亡したことが発表された。これで2014年に入ってから26人が死亡したことになる。官製メディアによると、感染者数は110人を超えた。

独紙ディ・ヴェルトは、ウイルスまん延の制御に失敗したとの専門家の声を紹介している。中国は1月31日から旧正月休み。数億人が移動する帰郷ラッシュに伴ってウイルスが拡散した可能性が懸念されている。

中国の専門家はヒトヒト感染(人間から人間への感染)の可能性は低いと指摘。中国衛生部は生きた鳥と接触した経歴がある人物が発熱した場合、速やかに病院に行くよう指導している。

現時点でヒトヒト感染が起きていなかったとしても、いつウイルスが変異するかは未知数だ。しかも中国は人間と家禽(かきん)が接触する機会が多いだけに、それだけ人間が感染しウイルスが変異する可能性も高いと考えられる。もし感染力が高いタイプに変異した場合、その新型鳥インフルエンザは世界中にまん延することになるだろう。(翻訳・編集/KT)

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