航空自衛隊、中国機への緊急発進が急増、日中間の緊張高まる―英メディア

Record China    2014年2月2日(日) 12時54分

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1日、中国の軍事関連ネット掲示板・米尓社区は、日本の航空自衛隊の中国機に対する緊急発進が、昨年10〜12月に急増したとする英メディアの記事を紹介した。写真は中国空軍機。

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2014年2月1日、中国の軍事関連ネット掲示板・米尓社区は、中国機に対する日本航空自衛隊の緊急発進が急増し、日中間の緊張が高まっているとする英メディアの記事を紹介した。

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日本防衛省・統合幕僚監部は先月21日、平成25年度3四半期の緊急発進実施状況を公表した。それによると、昨年10〜12月の3カ月間で、中国機に対する自衛隊機の緊急発進は138回。同7〜9月の80回、同4〜6月の69回に比べると増加した。これは昨年11月23日に中国が設定した防空識別圏による影響だ。中国、日本、韓国の防空識別圏が重複しており、問題となっている尖閣諸島も中国の防空識別圏内に含まれている。

防衛省によると、緊急発進の多くが中国の戦闘機とロシアの哨戒機に対するもので、平成25年度の3四半期までのロシア機への緊急発進は246回、北朝鮮機へは9回となっている。さらに同省は、中国が海洋拡張行為を継続していると主張。昨年7月24日には、中国のY―8型機が1機、東シナ海から太平洋を往復飛行。同9月8日には、中国のH―6型機が2機、同じく東シナ海から太平洋を往復飛行したと報告している。(翻訳・編集/本郷)

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