チャン・イーモウ監督「一人っ子政策違反」罰金は未納のまま、タイムリミットは目前―中国

Record China    2014年1月28日(火) 15時23分

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27日、一人っ子政策違反が明らかになった中国のチャン・イーモウ監督が、罰金にあたる「社会扶養費」を未納であることが明らかに。納付期限が目前に迫っている。

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2014年1月27日、一人っ子政策違反が明らかになった中国のチャン・イーモウ(張芸謀)監督が、罰金にあたる「社会扶養費」を未納であることが明らかに。納付期限が目前に迫っている。人民網が伝えた。

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北京五輪の開・閉会式プロデュースでも知られる中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督に、一人っ子政策への違反疑惑が浮上したのは、昨年5月のことだった。一時は「少なくとも6人の隠し子が存在する」と報道され、江蘇省無錫市の計画生育局が調査をスタート。調査結果が公表されないまま半年が過ぎた昨年12月、監督自身が違反を認め、2男1女の存在を明らかにした。

今月9日、同計画生育局が中国版ツイッターの公式ページで、チャン監督に向けて罰金にあたる「社会扶養費」の納付を命じる決定書を送付したことを発表。金額は子ども3人分で748万7854元(約1億3000万円)とされている。決定書を受け取ってから30日以内に一括納付する義務があり、もし決定に不服がある場合は、60日以内に申し立てを行うこともできる。しかしチャン監督側は支払いを受け入れ、今月31日に元旦を迎える旧暦正月までに手続きを済ませることを明らかにしていた。

旧暦元旦まで残り3日となった27日、中国の日刊紙・人民日報のニュースサイト・人民網が計画生育局に問い合わせたところ、監督の「社会扶養費」は未納であることが明らかに。実際の期限までには残り10日余りとなるが、監督側から今のところ申し立てはなく、納付受け入れの意思は変わらないもようだ。計画生育局では、「もし動きがあった場合、必ず公式発表する」としている。(翻訳・編集/Mathilda

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