アンディ・ラウの長すぎるヘリ破損裁判、17年越しで修理費支払い命令―台湾

Record China    2014年1月22日(水) 12時40分

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21日、香港の俳優アンディ・ラウのヘリ破損による損害賠償請求の裁判が、17年越しでやっと決着を見ることに。アンディ側に267万台湾ドル(約920万円)の支払いが命じられた。写真はアンディ・ラウ。

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2014年1月21日、香港の俳優アンディ・ラウ(劉徳華)のヘリ破損による損害賠償請求の裁判が、17年越しにやっと決着を見ることになった。アンディ側に267万台湾ドル(約920万円)の支払いが命じられた。新浪網が伝えた。

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事の発端となったのは、1997年公開のアンディ主演映画「黒金」(別名:情義)の台湾ロケだった。台湾の徳安航空(DailyAir)からレンタルしたヘリコプターを撮影に使用したが、アンディがヘリから飛び降りるシーンで誤って操縦ハンドルを蹴り、機体のバランスが崩れて、ローターが照明器具を破損させたと問題になった。同航空は1998年、台北・士林裁判所で損害賠償を求めて訴訟を起こし、当初はアンディ側に1200万台湾ドル(約4100万円)支払うよう判決が下った。その後、事態は二転三転し、裁判所はアンディ側に510万台湾ドル(約1760万円)支払うよう命じたが決着がつかないまま数年が過ぎていた。

21日、台湾最高裁の第二審では、同航空から派遣された操縦士が安全マニュアルに沿ってヘリを起動させていなかったこと、およびアンディや製作会社にも過失があったことを改めて確認。アンディ側に対し、修理費の4割にあたる267万台湾ドル(約920万円)の支払いを命じ、17年越しに一応の決着を見ることになった。(翻訳・編集/Mathilda

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