朴大統領、原発輸出促進へ=「一度も大きな事故を起こしていない」と強調―韓国メディア

Record China    2014年1月20日(月) 16時32分

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20日、韓国・亜洲経済によると、韓国の朴槿恵大統領は15日、70人の経済使節団を率いて8日間の“経済外交”の旅に出発した。資料写真。

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2014年1月20日、韓国・亜洲経済によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は15日、70人の経済使節団を率いて8日間の“経済外交”の旅に出発した。

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16日、朴大統領はインドのマンモハン・シン首相と会談。両国首脳は、実質的な戦略的協力関係を構築することで一致し、共同声明に署名した。インドは、朴大統領が2014年に初めて訪問する外国となり、韓国が世界2位の人口をもつインド市場への参入を急いでいることを表している。朴大統領は「韓国とインドは原発の領域で協力できる余地がある。韓国は原発の建設、安全管理の面でインドに協力できる」と強調した。

朴大統領は「韓国は自主開発を通して原発の安全性と経済性を高めた。2011年の福島の原発事故後には、さらに厳しい安全基準を設けている。1978年の稼働以来、韓国の原発は一度も大きな事故を起こしていない」と述べた。韓国国内では現在、原発への依存度を下げようとしているが、朴政権が示す経済成長モデルでは、韓国は原発輸出の選択肢を捨てていない。2009年にはアラブ首長国連邦に4基の原発を建設する契約を締結した。昨年6月にはサウジアラビアと原発プロジェクトについて協議している。

インドと韓国は2012年、シン首相と時の李明博(イ・ミョンバク)大統領が会談した際、初めてインド国内への原発建設の構想について話し合った。韓国高官は、「朴大統領の今回の訪問の目的は、韓国企業の原発プロジェクトへの参加を促し、その基礎を築くこと。原発は韓国とインドが手を取り合う新しい領域になるだろう」としている。(翻訳・編集/北田

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