挑発繰り返す中国の真意とは?日本列島含む「第一列島線」突破を狙う―米メディア

Record China    2014年1月20日(月) 2時6分

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17日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版は記事「中国の海上の脅威と第一列島線」を掲載した。米専門家は中国海軍が第一列島線突破能力の保持を当面の目標にしていると分析した。写真は中国海軍。

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2014年1月17日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版は記事「中国の海上の脅威と第一列島線」を掲載した。

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16日、米ワシントンのシンクタンク、新アメリカ安全保障センター(CNAS)で米国とアジアの同盟国の安全保障の専門家が集まった研究会が開催された。問題となったのは中国。東シナ海防空識別圏の策定、南シナ海の警察権強化を定めた海南省の条例など中国は挑発を繰り返している。

米国防大学のバーナード・コール教授は種々の兆候からみるに、中国は第一列島線の突破能力保持を今後数年の海洋戦略に定めたと指摘した。第一列島線とは千島列島、日本列島、沖縄、フィリピン、インドネシアを結ぶラインを指す。

日本防衛省海上幕僚監部指揮通信情報部長の大塚海夫海将補は、尖閣問題における挑発的な態度は中国政府が平和的ではない狙いを持っている証拠だと発言した。一方、国立ソウル大学公共政策研究学院の盧慶秀教授は、中国の第一列島線突破能力は誇大評価されていると否定的な見解を示した。(翻訳・編集/KT)

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