2014年1月15日、シンガポール華字紙・聯合早報は、韓国・北朝鮮が統一すれば朝鮮半島は東北アジアの旅行センターになると伝えた。

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韓国紙・朝鮮日報によると、ヒュンダイ経済研究院とソウル大学、統一平和研究院は共同で、朝鮮半島統一が観光業に与える効果を予測した。北朝鮮の各地域に金剛山旅行区のような特区を作る場合、北朝鮮の旅行インフラ整備に40億ドル（約4180億円）が必要だと試算している。

巨額の投資が必要になるとはいえ、その効果は絶大だ。2013年、韓国を訪れた外国人観光客数は1200万人超。統一が実現すれば2024年には最低でも延べ3000万人、最大で延べ3600万人に達すると予想されている。

外国人を引きつけるのは「神秘の国」北朝鮮というイメージだ。キューバは1990年に旅行振興政策を導入、1999年には外国人観光客収入は2300倍に膨れ上がった。同様の効果が北朝鮮でも期待できる。

研究では旅行客の1人当たり消費額が2013年と同額を保持すると仮定した場合、統一後の観光収入は418億ドル（約4兆3600億円）に達すると予測した。（翻訳・編集/KT）