英テレビ番組での日中大使“舌戦”、通例破り別々の部屋でインタビューしていた―香港メディア

Record China    2014年1月13日(月) 16時49分

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9日、香港メディアは、英BBCの番組「ニュースナイト」に出演した日本と中国の駐英大使が、別々のスタジオでインタビューを受けたことについて、「論戦のヒートアップを恐れた、番組制作側と大使館側双方の配慮によるもの」と指摘した。

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2014年1月9日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は、英BBCの番組「ニュースナイト」に出演した日本の林景一駐英大使と中国の劉暁明(リウ・シャオミン)駐英大使が、別々のスタジオでインタビューを受けたことについて、「論戦のヒートアップを恐れた、番組制作側と大使館側双方の配慮によるもの」と指摘した。

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両大使は、安倍晋三首相の靖国神社参拝を受け、英デイリー・テレグラフ紙上で相手国を小説『ハリー・ポッター』の悪役呼ばわりし、話題を呼んでいた。

サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、同番組は通常、プレゼンターのパックスマン氏がゲストたちを同じスタジオに一緒に迎え入れ、インタビューを行うのが通例だ。しかし、今回は、パックスマン氏は日本の林大使にインタビューした後、別の部屋へ移動し、中国の劉大使にインタビューしたという。

インタビューで、林大使は、中国が尖閣諸島の領有権を主張することで国際秩序を乱し、挑発と威圧で現状を変えようとしていると述べた。

一方、劉大使は、安倍首相の靖国参拝に中国国民が懸念を示しているとした上で、英国のチャーチル元首相の「歴史から教訓を学ばぬものは、過ちを繰り返して滅びる」という言葉を引用して、日本を批判した。(翻訳・編集/NY)

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